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歯ぎしり・食いしばりが引き起こすトラブルとは
歯科治療について
2021/06/14
こんにちは!歯科医師の村田です。
さて今回は歯ぎしり・食いしばりについてのお話です。
朝起きたら歯がしみる、顎がだるい、顔がこわばっている、歯が痛い等のご経験をされたことはありますか?
1.起床時、顎や頬の筋肉がこっていることがある
2.日中、集中している時に上下の歯が当たっている
3.歯の根元が削れてくぼんでいる
4.知覚過敏の歯が多い
5.歯が擦り減っている
6.舌に歯の型が残っている
7.上の外側の歯茎、下の内側の歯茎が骨のこぶのように盛り上がっている
8.歯ぎしりをしていると指摘されたことがある
9.噛むと歯が痛いときがある
10.詰めたものが外れやすい
歯ぎしり・食いしばりをしている可能性のサインのチェックリストをあげてみました。
皆様はいくつ当てはまりましたか?
多くの方が自覚のないまま過ごされていると思いますが、実は夜間の歯ぎしり・食いしばりは約9割の方にみられると言われています。
ストレスなどが起因となり無意識のうちにギリギリと歯をこすり合わせていて、その力はなんと体重の2倍以上にも達します。
試しに今歯ぎしりで音を鳴らそうとしてみてください。なかなか難しくありませんか?これは歯や歯周組織に悪影響を及ぼさないように、脳が顎の力をコントロールしているからです。
過度な歯ぎしり・食いしばりは様々なトラブルを引き起こします。
例えば、
①エナメル質を削ってしまう
②歯の亀裂・補綴物の破損
③歯周病の悪化
④顎関節症
などです。
また、長時間歯に負担がかかることで歯の周りの歯根膜に炎症が起こり、悪化すると「噛むと痛い」等の症状も起こります。
残念ながら歯ぎしり・食いしばりは生理的現象なのでそれ自体をとめることはできません。そのため、この現象から歯や顎関節を守るために予防・対策を行うことがとても大切です。
当院ではナイトガードの装着をおすすめしています。ナイトガードをご使用いただいてから、「歯の痛みがなくなった」、「肩こりがましになった」などのお声もいただいています!
ご興味ございましたらお気軽にドクター、スタッフにお声がけくださいね♪
中津浜デンタルクリニック
歯科医師 村田 紗也子
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