ブログBlog

ブログ Blog
丸飲みが心配…そんな親御様へ。噛む力を育てる食事の工夫
歯科治療について
2026/07/14

「うちの子、丸呑みしてる?」と不安なあなたへ。
噛む力を育む、今日からできる「お口のトレーニング」
「一口が大きすぎるかも…」
「ほとんど噛まずに飲み込んでいる気がする…」
毎日の食事の時間、お子さんの様子を見ていてそんなふうに悩んだことはありませんか?
一生懸命作ったメニューを目の前に、「美味しいかな?」と期待しているのに、あっという間に丸呑み。
「ごちそうさま!」と言われてしまうと、栄養面だけでなく、「このまま噛む力がつかなかったらどうしよう」と不安になってしまいますよね。
でも、安心してください。
お子さんが「噛まない」のには、必ず理由があります。
今日は、歯科医院の視点から、丸呑みの原因と、お家で無理なく取り入れられる「カミカミ上手」へのステップを詳しくお話ししますね。
————
1. なぜ「丸呑み」してしまうの?
「噛みなさい!」と何度言っても変わらない場合、それはお子さんのやる気の問題ではありません。
実は、以下の4つの理由が考えられます。
① お口の筋肉がまだ未発達
食べ物を奥歯まで運び、すり潰すという運動は、私たちが思う以上に高度な動きです。
②「噛む」ための環境が足りない
柔らかいものに慣れすぎると、「噛まなくても飲み込める」と学習してしまいます。
③ 歯並びや舌の位置の影響
お口の中の構造によって、物理的に噛みにくい状態のお子さんもいます。
④ 味付けが濃く「噛まなくても満足できてしまう」
近年は簡単に食べられる出来合いの食品が多く流通しており、その中にはお子さんにとっては味付けが濃いものも少なくありません。
味が濃いと、あまり噛まなくても強い満足感が得られてしまうため、結果として丸呑みにつながることがあります。
逆に、薄味の食事にすることで「よく味わおう」という意識が生まれ、自然と噛む回数が増えることもあります。
まずは「うちの子、頑張ってるんだな」と、お母さんご自身の気持ちも労ってあげてくださいね。
————
2. 今日からできる!「噛む力」を育む3つのヒント
無理に噛ませようとすると、食事の時間が親子にとって苦痛になってしまいます。
まずは遊び感覚でできる工夫から始めましょう。
① 「混ぜご飯」で食感のバリエーションを!
噛む回数を増やす一番の近道は、いろいろな食材を混ぜた「混ぜご飯」です。
単調な料理だと、お口は「そのまま飲み込んでも大丈夫」と判断してしまいます。
でも、混ぜご飯なら一口ごとに食感や味が変わります。
⭐️五感への刺激:
「柔らかいご飯」の中に「少し硬い人参」、「シャキシャキのれんこん」、「コリコリのひじき」。
これらが混ざることで、お子さんのお口の中は「これはなんだろう?」「よく噛まないと!」と、自然とフル回転します。
⭐️工夫のヒント:
小さく刻んだ根菜や、炒りごま、ちりめんじゃこなどを混ぜて、あえて少しだけ「つぶつぶ感」を残してみてください。
「どんな味がするかな?」とクイズのように楽しむのがおすすめです。
② 「噛み応え」のある食材選び
小さく切りすぎるのは逆効果。少し「あえて噛まないと飲み込めない」サイズを意識してみましょう。
「具だくさんお味噌汁」もおすすめです。根菜類を少し大きめにカットし、お出汁で煮込むことで、自然と噛む時間が増えていきますよ。
③ 楽しく鍛える!お口のトレーニング遊び
⭐️ぶくぶくうがい:
お口に水を含んで「ぶくぶく~!」と頬を膨らませる遊びは、口輪筋を鍛えるのに最適です。
⭐️舌のトレーニング:
舌先を上の前歯の裏(スポット)につける意識を持つだけで、飲み込みやすさが変わります。
「スポットにペタッ!」とゲーム感覚で教えてあげてください。
————
3. 「プロの目」が安心への近道です
お家での工夫は素晴らしい一歩ですが、「もし、本当は別の原因があったら?」と心配になることもあるかと思います。
実は、私たち歯科医院は「歯を治す場所」だけではありません。お子さんの「お口の機能が正しく発達しているか」を見守る専門家です。
⭐️お口の機能検査: 舌の動きや唇の閉じ方、噛む時の癖をチェックします。
⭐️定期検診のメリット: 虫歯チェックだけでなく、成長に合わせて「今やるべきお口の筋トレ」をアドバイスできます。
「こんな些細なことで行っていいの?」なんて思わないでください。お口の悩みは小さいうちに解決するのが一番の近道です。
「よく噛める」ことは、将来の美しい歯並びや、全身の健康、そして何より「食べる喜び」に直結します。
ぜひ次の検診では、お家での様子も聞かせてくださいね。
お母さんとお子さんの「楽しい食事の時間」を、私たちが全力でサポートします!
————
4.さいごに
当院では、小さなお子様連れでも安心して通える環境を整えています。
ご予約時に「相談したいことがあります」と一言添えてくだされば、じっくりお時間を確保いたします。
⭐️中津浜デンタルクリニック・こども矯正歯科の栄養士からのワンポイントアドバイス⭐️
「お母さんが『よく噛んでね』と伝えるとき、ぜひ隣で一緒に大げさに『アギ!アギ!』と言いながらカミカミしている姿を見せてあげてください。お子さんにとって、お母さんの楽しそうな『アギアギ』を見ることが、一番の学習になります。食事は、親子で笑い合える大切なコミュニケーションの時間ですよ!」
当院には、子育て経験のある女性ドクターも在籍しており、お子さんの成長や食事の悩みにも、実体験をふまえた視点でお話しすることができます。
また、栄養士も在籍しているため、「食べ方」だけでなく「食事内容」まで含めて、お子さん一人ひとりに合わせたアドバイスが可能です。
「これって相談していいのかな?」というような小さなことでも大丈夫です。お気軽にご相談ください。
あなたへのおすすめ記事
-
-

- 歯科治療について
- 丸飲みが心配…そんな親御様へ。噛む力を育てる食事の工夫
-
-
-

- 歯科治療について
- 舌小帯短縮症って?検診で言われたけど大丈夫?
-
-
-

- 歯科治療について
- ただのクセ?子どものうちに治しておきたい口呼吸
-
-
-

- 歯科治療について
- 子どもの歯ぐき赤い!腫れてる!
-
電話する
WEB予約
0798-65-5611
