ただのクセ?子どものうちに治しておきたい口呼吸

ブログBlog

ブログの画像 受付 待合室

ブログ Blog

ただのクセ?子どものうちに治しておきたい口呼吸

歯科治療について

2026/06/30



こんにちは。
西宮市の中津浜デンタルクリニック・こども矯正歯科です。

ご家族や身近な方で
「いつも口が開いている」「寝ている時に口呼吸になっている」「朝起きると口がカラカラ」
このようなお悩みはありませんか?

実は、口呼吸は単なるクセではなく、お口や全身の健康、さらにはお子さんの成長発育にも影響することがあります
特に子どもの場合、口呼吸が続くことで歯並びや顔つき、集中力、睡眠の質などにも関係すると言われています。
ここまで読んでいただいただけでも、驚かれた方もいらっしゃるかもしれません。


では今回は

・口呼吸とは?
・なぜ口呼吸になるの?
・口呼吸による影響
・自宅でできる改善方法
・歯科や耳鼻科を受診する目安

について、わかりやすく説明します。



【口呼吸とは?】

本来、人は生まれた時はみんな「鼻呼吸」です。

鼻には、
・空気を温める
・加湿する
・細菌やウイルスを防ぐ
という大切な役割があります。

しかし何らかの理由で鼻呼吸ができず、口で呼吸する状態を「口呼吸」といいます。

特に子どもでは、
・ぽかん口
・いつも口が開いている
・食事中にくちゃくちゃ音がする
・いびきをかく
などがサインになることがあります。



【口呼吸になる原因】

① 鼻づまり
もっとも多い原因です。
・アレルギー性鼻炎
・花粉症
・副鼻腔炎
・風邪
・アデノイド肥大
などで鼻が通りにくいと、自然と口呼吸になります。
「鼻が悪いから口呼吸になる」というケースはとても多く、耳鼻科との連携が必要になることもあります。


② お口まわりの筋力不足
最近のお子さんに増えている原因です。
やわらかい食べ物が増え、噛む回数が減ることで、
・唇の力
・舌の力
・頬の筋肉
が十分育たないことがあります。
すると口を閉じる力が弱くなり、自然とお口が開いてしまいます。


③ 間違った舌の位置
本来、舌は上あごについているのが正常です。
しかし、
・舌が下がっている
・前に出ている
状態だと、お口が開きやすくなります。
舌の位置は歯並びや発音にも大きく関係しています。


④ 歯並び・かみ合わせ
出っ歯や受け口など、歯並びによって口が閉じにくいこともあります。
また、顎の成長バランスが関係しているケースもあります。



【口呼吸による影響】

むし歯・歯肉炎になりやすい

口が開いているとお口の中が乾燥します。

唾液には、
・細菌を洗い流す
・むし歯菌の働きを抑える
・歯ぐきを守る
という働きがあります。

乾燥すると細菌が増えやすくなり、
・むし歯
・歯ぐきの炎症
・口臭
の原因になります。



→歯並びが悪くなることも

口呼吸が続くと、
・上あごが狭くなる
・前歯が出やすくなる
・顎の成長バランスが乱れる
ことがあります。

特に成長期のお子さんでは、口周りの筋肉や舌の使い方が歯並びに大きく影響します。
「ぽかん口」は歯並びのサインであることも少なくありません。



→睡眠の質が下がる

口呼吸のお子さんは、
・いびき
・寝相が悪い
・何度も目が覚める
などがみられることがあります。

睡眠の質が低下すると、
・集中力低下
・疲れやすい
・機嫌が悪い
など日常生活に影響することもあります。



→風邪をひきやすくなる

鼻にはフィルター機能がありますが、口呼吸ではその働きが十分にできません。
そのため、
・細菌
・ウイルス
・ほこり
が直接のどへ入りやすくなります。
結果として、風邪やのどの炎症を繰り返すことがあります。



【自宅でできる口呼吸の改善方法】

① 鼻づまりを放置しない
まずは鼻呼吸しやすい環境を整えることが大切です。
・鼻炎治療
・加湿
・鼻をかむ習慣
・アレルギー対策
を行いましょう。
慢性的な鼻づまりがある場合は耳鼻科受診がおすすめです。


② よく噛んで食べる
噛む回数を増やすことで、
・舌
・唇
・頬
の筋肉が育ちます。

おすすめは、
・根菜類
・おにぎり
・繊維のある食材
など「しっかり噛む食事」です。

食事中はテレビや動画を見ず、よく噛むことに集中できる環境も大切です。



③ お口を閉じる練習
簡単なトレーニングでも効果が期待できます。
例えば、
・唇を閉じる意識をする
・風船遊び
・吹き戻し
・あいうべ体操
などがあります。
遊び感覚で続けることがポイントです。



④ 正しい姿勢を意識する
猫背になると、顎が下がり口が開きやすくなります。
特に、
・スマホ
・タブレット
・ゲーム
の時間が長いお子さんは要注意です。
背筋を伸ばし、姿勢を整えるだけでも呼吸しやすくなることがあります。



【受診した方がよいサイン】

次のような場合は、一度歯科や耳鼻科へ相談しましょう。

①いつも口が開いている
普段から無意識に口が開いている場合は、口呼吸が習慣化している可能性があります。


②寝ている時のいびき
・毎日いびきをかく
・息が止まる
・寝汗が多い
場合は、睡眠の質に影響している可能性があります。


③歯並びが気になる
・出っ歯
・前歯がガタガタ
・顎が小さい
などがある場合、口呼吸が関係していることがあります。


④むし歯や歯肉炎を繰り返す
お口の乾燥が強いと、セルフケアだけでは改善しにくいことがあります。


⑤鼻づまりが続いている
長引く鼻づまりは耳鼻科で原因を確認することが大切です。



【まとめ】

口呼吸は早めの対応が大切です。
口呼吸は「クセだからそのうち治る」と思われがちですが、放置すると歯並びや成長発育に影響することがあります。

特に子どもの時期は、お口周りの機能が育つ大切な時期です。

早めに気づき、適切にサポートすることで、
・鼻呼吸しやすい環境づくり
・きれいな歯並び
・健やかな成長
につながります。

「うちの子、いつも口が開いているかも?」
「歯並びと関係あるのかな?」
そんな時はお気軽にご相談ください。


中津浜デンタルクリニック・こども矯正歯科では、お子さんのお口の状態や成長に合わせて、口呼吸や歯並びについても丁寧に診察しています。
また、当院の院長は女性歯科医師です。自身も歯列矯正を経験し、二児の母として現在も育児に向き合う立場から、お子様や保護者の方の気持ちに寄り添ったきめ細やかな配慮を大切にしています。

初めての歯科受診や矯正相談の方にも分かり易く丁寧な説明を行い、安心してご来院いただける環境づくりを心がけています。

『歯医者が苦手』『矯正が不安』
そんなお気持ちに寄り添いながら、無理な診療は行わず、お一人おひとりのペースを大切に診療しています。



【アクセスのご案内】

門戸厄神駅から徒歩7分・駐車場利用可
当院は、阪急・門戸厄神から徒歩7分の場所にあります。また、近隣に時間貸し駐車場もございますので、お車でのご来院も可能です。
西宮エリアで、通い易さと専門性の両方を大切にした小児歯科・矯正歯科として、多くの方にご来院いただいています。

戻る