赤ちゃんの歯科検診はいつから? 〜“お口の発育チェック”で歯並び予防〜

ブログBlog

ブログの画像 受付 待合室

ブログ Blog

赤ちゃんの歯科検診はいつから? 〜“お口の発育チェック”で歯並び予防〜

歯科治療について

2026/04/10



「赤ちゃんの歯科検診っていつから行けばいいの?」
 阪急門戸厄神駅近くの中津浜デンタルクリニック・こども矯正歯科でも保護者の方から、よくいただくご質問です。 

歯科では「お口機能の発達」を総合的に確認していますので、歯が生えていなくても歯科検診は可能ですが、一般的に赤ちゃんの歯は生後6ヶ月頃から生え始めますので、この時期が「歯医者さんデビュー」の目安となります。 

近年では、「虫歯を治すための歯科」から、 “歯並びや発育を予防するための歯科”へと考え方が変わってきています。 
今回は、乳児期の歯科検診の開始時期と、その重要性について詳しくご紹介します。 

⸻ 

赤ちゃんの歯科検診はいつから? 

赤ちゃんの歯は、生後6ヵ月頃から生え始めます。
この時期に一度チェックを受けておくと、お子さまのお口の発育状態や歯の生え方、歯茎の健康状態を確認でき安心です。 

⸻ 

歯科検診=虫歯チェックではありません 

乳児期の歯科検診の目的は虫歯の有無ではありません。 
この時期に大切なのは、 お口の発育や機能が正しく育っているかどうかです。 

具体的には、 

• お口や顎の成長 
• 授乳の状態 
• 呼吸の仕方 
• 舌の使い方 

などを確認していきます。 

⸻ 

お口の発育チェックとは? 

乳児期のお口は、「これから歯がきれいに並ぶための土台」をつくっている大切な時期です。 

歯科検診では、単に見た目だけでなく、 

• 顎の大きさやバランス(上顎・下顎の成長) 
• お口周りの筋肉の発達 
• お口の開き方や閉じ方 
• 安静時のお口の状態(ぽかんと開いていないか) 

などを総合的に確認します。 

例えば、上顎の成長が不足していると将来的に歯が並ぶスペースが足りず、歯並びの乱れにつながる可能性があります。 
また、口が開いている状態(いわゆる“お口ぽかん”)が続く場合は、口呼吸や舌の位置異常が隠れていることもあります。 
こうしたサインを乳児期から把握し、必要に応じて生活習慣の見直しやトレーニングにつなげていくことが重要です。 

⸻ 

授乳姿勢のチェック 

授乳は「栄養をとるため」だけでなく、お口の機能を育てる大切なトレーニングの時間でもあります。 
歯科では、以下のようなポイントを確認します。 

• 抱き方(赤ちゃんの頭と体が一直線になっているか) 
• 顎の位置(引きすぎ・反りすぎになっていないか) 
• 乳首や哺乳瓶のくわえ方(浅飲みになっていないか) 
• 飲み込むときの動き 

正しい姿勢で授乳ができていると、 

✔ 舌をしっかり使える 
✔ 顎の筋肉がバランスよく発達する 
✔ 正しい飲み込み方(嚥下)が身につく 

といった良い影響があります。 

一方で、姿勢が崩れていると、 

• 舌がうまく使えない 
• 丸飲み
• 浅飲みになる 
• 顎の発達が偏る 

など、将来的な歯並びや噛み合わせに影響が出ることがあります。 

ほんの少しの抱き方の違いで発育は変わるため、早い段階でのチェックがとても大切です。 

⸻ 

呼吸のチェック(鼻呼吸ができているか) 

本来、人は「鼻呼吸」が正常な状態です。 
しかし近年、乳児期から口呼吸の傾向が見られるケースが増えています。 

歯科では、 

• 口が開いていないか 
• 寝ているときの呼吸状態 
• 鼻づまりの有無 
• 哺乳時の呼吸の仕方 

などを確認します。 

もし口呼吸の傾向があると、 

• 上顎の成長が妨げられる 
• 歯並びが狭くなる(歯列弓の狭窄) 
• 前歯が出やすくなる 
• 風邪や感染症にかかりやすくなる 

といったリスクが高まります。 

乳児期のうちに鼻呼吸をしっかり促すことで、 顎の正常な発育ときれいな歯並びの土台づくりにつながります。 

⸻ 

舌の使い方(舌機能)のチェック 

舌は、お口の発育において非常に重要な役割を担っています。 
歯科では、以下のような点を確認します。 

• 舌の位置(安静時にどこにあるか) 
• 舌の動き(上下・前後の可動域) 
• 授乳時や嚥下時の舌の使い方 

本来、舌は上顎に軽く触れているのが理想的な位置です。 

しかし舌が低い位置(低位舌)にあると、 

• 上顎の成長が不足する 
• 歯並びが乱れる 
• 口呼吸になりやすい 

といった影響が出てきます。 

また、飲み込むときに舌を前に押し出す癖(舌突出癖)があると、 出っ歯や開咬(前歯がかみ合わない状態)につながることもあります。 
乳児期から舌の正しい動きや使い方を確認し、必要に応じてアドバイスを行うことで、自然な発育をサポートできます。 

⸻ 

歯が生えてからチェックすること 

歯が生えてきたら、「機能+予防」の両方を診ていきます。 

⸻ 

■ むし歯予防と歯みがき指導 

・歯みがきの始め方 
・仕上げみがきのコツ
・フッ素の取り入れ方

“最初の習慣づくり”がとても重要です 

⸻ 

■ 歯の生え方と歯並びの土台

・生える順番や位置
・顎のスペースの確認 

⸻ 

■ 離乳食と食べ方

・丸飲みになっていないか 
・しっかり噛めているか 
・姿勢は整っているか 

食べ方は歯並びに大きく影響します 

⸻ 

乳児期からのチェックが歯並び予防につながる理由 

・顎の大きさ 
・呼吸 
・舌の位置 
・筋肉の使い方 

これらが整っていることで、歯は自然ときれいに並びます。 
つまり、乳児期からの歯科検診は “将来の歯並びを守るための予防”なのです。 

⸻ 

小児矯正を「しないための予防」へ 

従来は「歯並びが悪くなったら矯正する」という考え方が一般的でした。 
しかし現在は、 「悪くならないように育てる」=予防型の小児矯正 が注目されています。 

乳児期からのチェックによって、 

• 矯正が不要になる可能性 
• 矯正が必要でも軽度で済む可能性 

が高まります。 

お子さまの負担を減らすためにも、早期からの関わりがとても重要です。 

⸻ 

「問題がなくても」受診することが大切です 

「特に困っていないから大丈夫」と思われるかもしれませんが、 実は問題がない今こそが一番大切なタイミングです。 
乳児期の小さな変化に気づき、整えていくことで、将来の大きなトラブルを防ぐことができます。 

⸻ 

まとめ 

乳児期の歯科検診は、

✔ 発育、授乳、呼吸、舌の機能をチェックできる 
✔ むし歯予防と歯並び予防の両方につながる 

という大きなメリットがあります。 

“きれいに並ぶための土台を育てる”ことが何より大切です。 ぜひ一度、乳児期からの歯科検診を受けてみてください。 
その一歩が、お子さまの将来の健康と笑顔につながります。 

⸻ 

女性ドクターならではの、やさしく安心できる診療 

当院の院長は、女性歯科医師です。自身も歯列矯正を経験し、二児の母として現在も育児に向き合う立場から、お子様や保護者の方の気持ちに寄り添ったきめ細やかな配慮を大切にしています。 

初めての歯科受診や矯正相談の方にも分かりやすく丁寧にご説明し、安心してご来院いただける環境づくりを心がけています。 
「歯科が苦手」「矯正が不安」そんなお気持ちに寄り添いながら、無理な診療は行わず、お一人おひとりのペースを大切に診療しています。 

⸻ 

アクセスのご案内 

門戸厄神駅から徒歩7分・駐車場利用可 

当院は、阪急門戸厄神駅から徒歩7分の場所にあります。また、近隣に時間貸し駐車場がございますので、お車でのご来院も可能です。 
西宮エリアで、通いやすさと専門性の両方を大切にした小児歯科・矯正歯科として、多くの方にご来院いただいています。 



最後まで読んで頂きありがとうございます。
お子様の歯でお悩みなどございましたら、お気軽にご相談ください。

戻る