こどもの「いびき」だいじょうぶ?

ブログBlog

ブログの画像 受付 待合室

ブログ Blog

こどもの「いびき」だいじょうぶ?

歯科治療について

2026/03/17



「夜になると、いびきをかいていて…」
「寝ているときにお口が開いてしまっているんです」
「口呼吸になっているのが心配で…」

といったお悩みを、親御さんからよくお聞きします。

最近では、「お口ぽかん(口呼吸)」が歯並びに影響するという情報を見聞きする機会も増え、

「睡眠中にいびきをかいているうちの子は大丈夫?」
「このままだと歯並びが悪くなってしまうのでは?」

と不安に思われてご相談に来られる方も多くいらっしゃいます。


こどものいびきはすぐに心配しなくて良い場合もあります

実は、こどものいびきは大人のいびきとは少し意味合いが異なります。

大人の場合、いびきは生活習慣や加齢などによる気道の狭窄が原因となっていることが多く、健康面への影響が心配されるケースもあります。

一方で、こどもの場合は、

・成長途中の顎の大きさ
・扁桃腺の大きさ
・鼻づまりなどの一時的な影響

によって、一時的に気道が狭くなり、いびきをかいていることもあります。

そのため、必ずしもすぐに大きな問題につながるとは限らず、安心して様子を見て良いケースもあります。


ただし「毎日続くいびき」は注意が必要です

例えば、

・太っている方がいびきをかきやすい
・お酒を飲んだ後にいびきをかきやすい

といった話を聞いたことはありませんか?

これは、どちらも空気の通り道である「気道」が狭くなってしまうことが原因です。

脂肪や筋肉のゆるみによって喉まわりの空間が狭くなると、空気が通る際に粘膜が振動し、「いびき」という音が発生します。

実はこれと同じことが、お子さんのお口の中や姿勢でも起こる可能性があります。


姿勢と呼吸は深く関係しています

姿勢が崩れて猫背の状態になると、

・顎が前に出る
・首が前に倒れる
・舌が本来の位置よりも下がる

といった状態になります。

舌は本来、上顎にぴったりとついているのが理想的ですが、姿勢が悪いと舌の位置が低くなり、喉の奥へと落ち込みやすくなります。

すると、気道が狭くなり、鼻呼吸がしづらくなってしまうのです。

その結果、

夜間にお口を閉じて寝ることが難しくなり、
口を開けて寝る「口呼吸」の状態になりやすくなります。


姿勢を整えることで気道が確保されます

骨盤を立てて、背筋が伸びた正しい姿勢を保つことで、

・首や顎の位置が安定する
・舌が正しい位置(上顎)に収まりやすくなる
・喉の空間(気道)を確保できる

といった変化が起こります。

つまり、気道がしっかりと確保されることで、お鼻での呼吸がしやすくなるのです。

鼻呼吸が得意になると、夜間もお口を閉じた状態で眠ることができるようになり、口を開けて寝る時間が少なくなっていきます。

さらに、日中から骨盤を立てて姿勢を整えていると体幹のバランスが安定し、寝ているときも姿勢が崩れにくくなります。

その結果、自然と仰向けで眠ることができるようになり、

・舌の沈み込みを防ぐ
・気道を確保しやすくする
・鼻呼吸を促す

といった点でも、いびきの予防につながっていきます。


MFTでは姿勢へのアプローチも行っています

門戸厄神駅より徒歩8分の当院で行っているMFT(口腔筋機能療法)では、
専任のエデューケーターや、口育士を取得したスタッフが中心となり、

・舌の正しい位置
・飲み込み方
・お口周りの筋肉の使い方

といったお口のトレーニングだけでなく、

姿勢や体の使い方へのアプローチも大切にしています。

呼吸や舌の位置は、全身の姿勢と深く関係しているため、正しい姿勢を身につけることで気道を確保しやすくなり、鼻呼吸がしやすい環境を整えることにもつながります。

猫背などの姿勢不良の状態では、舌の位置が下がりやすくなり、喉の奥の空間(気道)が狭くなってしまいます。
その結果、鼻呼吸がしづらくなり、夜間にお口を開けて寝てしまう「口呼吸」の状態につながってしまうこともあります。

そのため当院では、口育士の資格を持つスタッフや専任のエデューケーターが、

・骨盤を立てた正しい座り方
・体幹の安定
・日常生活での姿勢の意識

など、姿勢の改善にもアプローチしています。

正しい姿勢を身につけることで、気道を確保しやすくなり、お鼻での呼吸が得意になっていきます。

その結果、夜間もお口を閉じた状態で眠ることができるようになり、口を開けて寝る時間の減少や、いびきの予防にもつながります。


口呼吸が歯並びに与える影響とは?

口呼吸の状態が続くと、

・舌の位置が低くなる
・上顎に舌の刺激が足りず、上顎の成長が本来よりも少なくなってしまう
・歯が並ぶスペースが不足する

といったことが起こりやすくなり、不正歯列につながるリスクが高くなります。

つまり、「いびき」は単なる睡眠中のクセではなく、将来の歯並びや顎の成長に関係しているサインのひとつである可能性もあります。


「いびきくらい大丈夫かな?」と様子を見ている間に、
歯並びやかみ合わせ、顎の成長に影響が出てしまうこともあります

だからこそ、少しでも気になることがあれば、どうぞお一人で悩まずにご相談ください。

当院の女性院長も、小さなお子さんを育てる2児のママです。
日々の子育ての中で感じる不安や、「これって大丈夫なのかな?」というお気持ちに、同じ親として寄り添いながらサポートさせていただきます。

悩めるお母さん・お父さんが安心してご相談いただけるよう、お子さん一人ひとりの成長に合わせたサポートをご提案いたします。
お子さんの健やかな成長と、将来の歯並びを守るために、ぜひお気軽にご相談くださいね。

戻る