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赤ちゃんへむし歯菌がうつる?
スタッフブログ
2021/05/10
こんにちは。歯科医師の村田です。
先日、友人から無事に元気な赤ちゃんが産まれたと嬉しい報告を頂きました。幸せな知らせはいつでも心が温まりますね。
そこで今回のお話は赤ちゃんとむし歯の関係についてお話したいと思います。
むし歯は、ミュータンス菌がお口の中に侵入してとどまることにより発症します。
お母さんのお腹の中にいた赤ちゃんのお口の中にはミュータンス菌は存在せず、無菌の状態で生まれてきます。
ミュータンス菌がいないとむし歯にはならないはずですが、ではいったいなぜむし歯になってしまうのでしょうか?
それは、ミュータンス菌は唾液によって人から人へとうつっていくからです。
特にお母様からお子様への感染が多くみられるようです。
食事の際に同じお箸やスプーンを一緒に使うなどすることでお母様のミュータンス菌がお子様へうつってしまいます。
ミュータンス菌は歯の表面に定着しますので、歯が生えてくる頃に感染します。
特に1歳半~2歳半は『感染の窓』と言われており、要注意です。
お母様のお口の状態がお子様に影響を与えることは明らかです。
むし歯のリスクが高い方は大切なお子様の歯を守るためにも、日々のご自身のケア、そして定期的な歯科医院での専門的なクリーニングを行い、お口の中の環境を清潔に保っていきましょう!
中津浜デンタルクリニック 村田
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