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子どもが歯科受診を嫌がる時の対策について
歯科治療について
2025/10/09

子どもが歯科受診を嫌がる時の対策について
お子さんが歯科受診を嫌がるのは、よくある事ですが、親御さんにとって心配なことですよね。
今回はお子さんの不安を和らげ、歯科医院に慣れてもらうためにできる対策をいくつかご紹介します。
歯科医院へ行く前にご家庭でできること
歯科医院へ行く前に、事前に準備をすることで、お子さんの心の負担を軽減できます。
☆歯科について簡単な言葉で説明する
お子さんが理解できる言葉で、歯科医院で何をするのかを具体的に伝えましょう。
「歯をきれいにしてくれるよ」
「ばい菌さんとバイバイするよ」
といった表現を使うと、ポジティブなイメージにつながります。
☆絵本や動画を活用する
歯や、歯科医院に関する絵本を読んだり、動画を一緒に見たりして、イメージをつかみやすくしてあげましょう。
☆ポジティな態度を示す
保護者の方が「歯医者さんは怖いところではない、健康を守る大事な場所」
という前向きな態度を見せることが大切です。
保護者自身が歯科受診が苦手でも、お子さんの前ではネガティブな言葉は使わずに、努めてポジティブな言葉や態度で伝えましょう。
☆受診する時間を考慮する
お子さんが空腹や眠気で不機嫌にならないよう、機嫌の良い時間帯に受診するのがおすすめです。
☆事前に通院を伝える
突然歯科医院に連れて行くのではなく、受診日の朝までに「今日は歯医者さんに行くよ」と伝え、心の準備をさせてあげましょう。心の準備に時間がかかるお子さんには、数日前から伝えておくのも良い方法です。
☆嘘をつかない
「遊びに行こう」と誘ってから歯科医院に連れて行くと、お子さんは裏切られたと感じ、余計に歯科医院を嫌いになる可能性があります。正直に伝え、納得した上で通院できるようにしましょう。
☆「歯医者=怖い」という言葉を避ける
「歯磨きしないと歯医者さんで痛いことされるよ」
といった言葉がけは、歯科医院に対して恐怖心や、嫌な所といったマイナスのイメージを植え付けてしまうため避けましょう。
かわりに、歯科医院は虫歯を防ぐ場所で、先生は歯を守ってくれる存在であることを伝えてあげてください。
※子どもが怖がっている場合は、ぬいぐるみや人形を患者役にして、ごっこ遊びをするのも効果的です。
<あると楽しいアイテム>
・ぬいぐるみや、人形
・おもちゃの歯科ミラー、マスク(先生らしさが出る)
・歯ブラシ、タオル、コップなど
歯科医院に慣れるために心がけてほしいこと
☆幼い頃から通う
歯が生え始めた頃から定期的に歯科検診に通うことで、歯科医院を特別な場所と感じることがなく、慣れ親しむことができます。
☆定期検診を継続する
治療ではなく歯科検診へ通い始めることで、歯科医院に抵抗なく通えるようになります。
定期検診は虫歯予防のために重要です。
さいごに
お子さんが通いやすい、子どもに優しい治療をしてくれる歯科医院を選ぶことが大切です。
小児歯科専門医がいる医院や、キッズスペースがあるなど、子どもがリラックスできる環境が整っている歯科医院がおすすめです。
当院、中津浜デンタルクリニックこども矯正歯科では、コミュニケーションを優先して、お子さんの知らない人への警戒心や不安を和らげるために、歯科医師やスタッフが会話(コミュニケーション)を通してリラックスできるように努めています。
TSD法を活用し、 「Tell (説明する)」「Show (見せる)」「Do (実際にやって見せる)」という方法で、これから行う処置や使用する器具について分かりやすく説明し、お子さんの不安を和らげながら診療しています。
それぞれのお子さんのペースや個性に寄り添い、保護者の方の不安や戸惑いにも寄り添えるように、スタッフ一同サポートさせていただきますので、お気軽にお問い合わせください。
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