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仕上げ磨きの基本とポイント
歯科治療について
2025/09/26

お子さんの歯が生え始めると、「仕上げ磨きっていつまでやればいいの?」「どこまで磨けばいいの?」と悩む親御さんは多いです。毎日のことだからこそ、正しい知識を持ってケアしてあげたいですよね。
今回は、親御さんにぜひ知っておいてほしい「仕上げ磨き」の基本とポイントを、歯科衛生士の視点からお伝えします。
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1. 仕上げ磨きって、なぜ必要なの?
乳歯や生えたての永久歯は、大人の歯に比べてとても弱く、虫歯になりやすい特徴があります。
また、小さなお子さんは手先がまだ未熟で、自分一人で口の中をしっかり磨くことが難しいため、保護者が行う「仕上げ磨き」がとても重要になります。
仕上げ磨きは、単に磨き残しをなくすだけではなく、
今回は、親御さんにぜひ知っておいてほしい「仕上げ磨き」の基本とポイントを、歯科衛生士の視点からお伝えします。
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1. 仕上げ磨きって、なぜ必要なの?
乳歯や生えたての永久歯は、大人の歯に比べてとても弱く、虫歯になりやすい特徴があります。
また、小さなお子さんは手先がまだ未熟で、自分一人で口の中をしっかり磨くことが難しいため、保護者が行う「仕上げ磨き」がとても重要になります。
仕上げ磨きは、単に磨き残しをなくすだけではなく、
• 虫歯や歯ぐきの異常に早く気づける
• 正しい歯磨き習慣を身につけさせる
• お口の中を親子でチェックする習慣ができる
など、成長にとって大切な意味を持ちます。
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2. 仕上げ磨きはいつからいつまで?
■ スタートは「歯が1本生えたら」
最初の乳歯(前歯)が生えたら、清潔なガーゼや小さな歯ブラシでやさしく拭いてあげましょう。
この頃は「磨く」というより、「歯磨きに慣れてもらう」ことが目的です。
■ 仕上げ磨きは「9歳」までが目安
お子さんがある程度自分で磨けるようになってきても、手の届きにくい奥歯や歯と歯の間は、なかなかきちんと磨けません。
目安としては9歳頃までは、毎晩の仕上げ磨きを続けるのがおすすめです。
永久歯が生え揃うのもこの時期なので、虫歯を防ぐためにも大切なタイミングです。
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3. 仕上げ磨きのコツとポイント
【1】お子さんの姿勢は「寝かせ磨き」が基本
立ったままだとお子さんの口の中が見えにくく、磨き残しが出やすくなります。
おすすめは、お子さんを仰向けに寝かせ、親御さんが上から口の中をのぞきこむ「寝かせ磨き」スタイルです。
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【2】歯ブラシの選び方
• 正しい歯磨き習慣を身につけさせる
• お口の中を親子でチェックする習慣ができる
など、成長にとって大切な意味を持ちます。
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2. 仕上げ磨きはいつからいつまで?
■ スタートは「歯が1本生えたら」
最初の乳歯(前歯)が生えたら、清潔なガーゼや小さな歯ブラシでやさしく拭いてあげましょう。
この頃は「磨く」というより、「歯磨きに慣れてもらう」ことが目的です。
■ 仕上げ磨きは「9歳」までが目安
お子さんがある程度自分で磨けるようになってきても、手の届きにくい奥歯や歯と歯の間は、なかなかきちんと磨けません。
目安としては9歳頃までは、毎晩の仕上げ磨きを続けるのがおすすめです。
永久歯が生え揃うのもこの時期なので、虫歯を防ぐためにも大切なタイミングです。
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3. 仕上げ磨きのコツとポイント
【1】お子さんの姿勢は「寝かせ磨き」が基本
立ったままだとお子さんの口の中が見えにくく、磨き残しが出やすくなります。
おすすめは、お子さんを仰向けに寝かせ、親御さんが上から口の中をのぞきこむ「寝かせ磨き」スタイルです。
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【2】歯ブラシの選び方
• ヘッドは小さめ(子ども用)
• 毛先はやわらかめ
• 持ちやすいグリップ
仕上げ磨き用の歯ブラシは、大人が持ちやすく、かつお子さんの小さな口にも入れやすいものを選びましょう。
仕上げ磨き専用の細めのブラシも販売されているので、活用するのもおすすめです。
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【3】力加減は「ペンを持つように」「なでるように」
歯ぐきはとてもデリケート。ゴシゴシと力を入れてしまうと、痛みが出たり、嫌がる原因になります。
目安は、ペンを持つくらいの軽い力で、1本ずつ丁寧に磨くこと。毛先を歯と歯ぐきの境目に軽く当て、小さく動かして磨きましょう。
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【4】磨く順番を決めるとラク!
毎回適当な順番で磨いていると、どこを磨いたか分からなくなってしまいがち。
おすすめは、**「右上の奥歯から時計回りに順番に磨く」**など、ルールを決めること。毎日の流れがスムーズになり、磨き残しの防止にもつながります。
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【5】仕上げ磨きの時間は「3~5分」が目安
だらだらと長くなってしまうと、お子さんも嫌がります。
集中できるのは3~5分程度が限界なので、その中で効率よく丁寧に磨くことを意識しましょう。
歌を歌いながらや、お気に入りのタイマーを使って「歯磨きの時間=楽しい時間」にできる工夫も効果的です。
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4. よくあるお悩み&解決法
■ Q. 子どもが仕上げ磨きを嫌がる…
A. 無理にやらず、コミュニケーションを取りながら工夫を
嫌がる時は、無理に押さえつけると歯磨き=嫌な時間と感じてしまいます。
歌や動画を見せる、歯磨き絵本を活用するなど、「楽しい時間」に変える工夫が大切です。
また、歯医者さんで「上手にできてるね!」と褒められると、自信につながりますよ。
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■ Q. フロスはいつから使うの?
A. 歯と歯がくっついたら、フロスを!
奥歯の乳歯は、歯と歯の間に食べ物が詰まりやすく、虫歯になりやすい部分です。
歯ブラシだけでは届かないため、**デンタルフロス(子ども用)**を使って、仕上げ磨きの時にケアしましょう。
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5. 歯科医院のプロに相談を!
仕上げ磨きは、毎日のおうちでのケアと並行して、歯科医院での定期的なチェックも非常に大切です。
歯科衛生士によるブラッシング指導や、フッ素塗布、歯並びのチェックなど、成長に合わせたサポートを受けることで、虫歯ゼロも夢ではありません。
「正しくできているか不安…」という方は、ぜひ西宮市門戸厄神駅近くの中津浜デンタルクリニック・こども矯正歯科の当院にお気軽にご相談ください。
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まとめ
仕上げ磨きは、ただの「お手伝い」ではなく、お子さんの未来の歯を守るためのとても大切な習慣です。
毎日続けるのは大変かもしれませんが、親子のコミュニケーションの時間にもなります。
歯磨きを通じて、お子さんの健康な歯と笑顔を育てていきましょう!
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
このブログが、毎日の仕上げ磨きのヒントになれば嬉しいです。
気になることがあれば、ぜひ西宮北口近くの中津浜デンタルクリニック・こども矯正歯科にご相談ください。
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